大地の気脈を読むための基本として、方位学的な解釈が「四神相応の図」です。
四方を神獣が守り、時間と色を表すという考え方です。そして、そこには気象学、地理学、天文学的な意味も持っています。
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古代中国の皇帝はもちろん、日本の支配者たちも、都市づくりに利用しました。
しかし、中国と日本では少し違います。ここでは、日本の「四神相応の図」を解説していきます。
平安京、鎌倉、江戸は、風水の知識を持った高僧や陰陽師の指示のもと、「四神相応の図」を取り入れ、長く栄えました。
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そのなかでも東京は最強で、経済的にもいまだに、世界的な大都市です。
しかし、豊臣秀吉は大阪に風水を導入していない、という説もあります。そのため、短命に終わったとも、言われています。 |
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(KKロングセラーズ、「家相・部屋相の風水開運塾」より) |
北 |
北は玄武という神獣が守り、時間は夜中の12時、支配する色は黒を示します。
地理的には「大きな山」があると良いとされます。
古来から山は、ご神体として崇拝、信仰されています。
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東 |
東は青龍という神獣が守り、時間は朝の6時、支配する色は青を示します。
地理的には「大きな川」があると良いとされます。
そこには森があり、古来から神の住まう「鎮守の森」として信仰されています。
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南 |
南は朱雀という神獣が守り、時間は昼間の12時、支配する色は赤を示します。
地理的には「大きな平野」があると良いとされます。
つまり、光に満ち満ちた場所であり、八百万の神々を示し、「太陽信仰」の拠り所となっています。
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西 |
西は白虎という神獣が守り、時間は夕方の6時、支配する色は白を示します。
地理的には「大きな道」があると良いとされます。
つまり、大きな岩にもつながり、古来から神が宿る岩倉信仰となっています。 |
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