中国の成功者の解説・・・・・孔子 |
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中国思想に興味がない人でも、孔子(こうし)の名前は聞いたことがあるでしょう。
彼は、アジアの思想にあまりにも大きい思想を与えた「儒教」の祖であり、風水にも大きな影響を与えます。
そしてその教えは、2000年の時をこえた現在の我々にも伝わっています。
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古代中国の「春秋戦国時代」に於いて、孔子が出現するまで、シャーマンや呪術師が主として、祭礼や葬礼に携わっていたようです。
しかし、孔子は宗教的なことに興味はありませんでした。孔子は常識人であり、彼は新たな思想を創始しようとしたわけではありません。 |
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彼が生きた時代は、周王朝の威厳が衰えた春秋時代であり、それとともに封建制度が崩壊した時期でした。
そんな中、孔子は「礼」を学び、当時の社会秩序を再び実現させることを理想とし、「仁」を道徳の根本に据えました。
古来の思想を大成させることが、孔子が目指したことであるのです。 |
つまり、血による家族主義の精神を復興させることが、孔子の大いなる展望であったのです。
そんな儒教が、影響を与えた風水です。
人の問題を大切にするのは、当たり前のことですね。 |
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中国の戦いの方法・・・・・孫子の兵法 |
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「孫子の兵法」は、今から2500年前の中国の春秋時代の兵法家、「孫武」の著と言われています。
当然、風水に影響を与えた儒教の教えにも通ずるところがあります。
そして、いまでも実戦的な兵法として知られ、愛読者の多い兵法書です。
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日本でも、有名な武田信玄の旗印、「風林火山」の言葉は、孫子の中にある言葉です。
その他には、下記の言葉があり、いずれも指揮官の人としての力が、重要とされています。
「敵を知り己れを知らば、百戦して危うからず」
孫子の中で一番有名な言葉です。人生全般、ビジネス全般に通じる名言ですね。 |
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その他、「百戦百勝は、善の善なるものにあらず」
「上兵は謀を討つ」
「戦わずして勝つ」
「勝算がなければ戦わない」
「敵の崩れを待つ」
「勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いてしかる後に勝ちを求む」
「善く戦う者は、勝ちやすきに勝つ者なり」
「戦いは正を以って合し、奇を以って勝つ」
「善く戦う者は、これを勢いに求めて人に責(もと)めず」 |
「十をもって、一を攻める」
「必死は殺され、必生は虜にさる」
「兵は多きを益とするにあらず」
「敵を計りて勝ちを制し、険隘遠近を計るは上将の道なり」
「卒を見ること赤子のごとし」
「始めは処女のごとくにして、敵人、戸を開き、後には脱兎のごとくして敵、防ぐに及ばず」
「先ずその愛する所を奪え」
「利に合して動き、利に合うせずして止む」 |
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「爵禄百金を惜しみて、敵の情を知らざる者は不仁の至りなり」
「故に間を用いるに五あり」
「敵国の領民を使って情報を集める」
「敵国の役人を買収して情報を集める」
「敵の間者を手なづけて逆用する」
「死を覚悟のうえで敵国に潜入し、ニセの情報を流す」
「敵国から生還して情報をもたらす」 |
非常に実戦的、具体的というのが孫子の特長ですが、それにしても凄いですね。
徳川家康をはじめ、日本の武将も、戦いにおいて大切にしてきました。
現代においても、実戦的かつ具体的、かつ迫力のある兵法のようです。 |
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