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時と風水   引越しの注意点  
「時」を間違えると、取り返しが付きません。後悔しない為にも、注意しましょう。
★基本事項
  家相や土地相は、多少の問題があっても手を加える事で、吉相に変えることはできます。

ところが、方位の凶意は改善する事はできません。

それどころか、家相や土地相の吉意まで、凶意に変えてしまう強い影響力を持っているのです。

凶方位と知らずに移転すると、移転早々トラブルが発生し、10年も20年も不運が続く事になります。

 しかし、方位学や家相学は、広大な敷地を所有できた江戸時代に大成されたものです。

そして実は、凶方位は無数にあり、中には迷信にも過ぎないものもあるのです。

それらをいちいち気にしていては、どこへも移転できなくなってしまいますし、現代の住宅にそのまま当てはめるのは、物理的に無理なものがあります。

しかし、昔から大凶方位とされてきた次の五つの方位だけは侵してはいけません。


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平成21年度




平成22年度


【五黄殺】一家の主人に災い
 ・・・・・・
平成22年2月4日からの五黄殺は、「南西」になります。
  すべてのひとに共通して、凶相の方位となります。

九星盤の中央を定位置とする五黄土星は、他を圧する強大な力をもっています。

この星が定位置以外の位置に入ると、そこは「五黄殺」という最悪の凶方位になります。
  そして、「すべてを腐らせ土に帰す」、という五黄土星の強力な凶作用を発します。

この方位へ移転すると、一家の主人が重い病気にかかったり、多額の負債を負されたり、予期せぬ凶事に見舞われます。どちらかというと、自滅的にゆっくりと滅びてゆくものです。

五黄土星が中央の定位置に戻った年は、五黄殺はありません。

【暗剣殺】家族に災い
 ・・・・・・平成22年2月4日からの暗剣殺は、「北東」になります。
すべてのひとに共通して、凶相の方位となります。

五黄殺の正反対になる方位を、「暗剣殺」といいます。

「暗闇から突然剣で切りつけられる」ような特性をもっております。
 自分に過失はなくとも、他人から一方的に傷つけられ、短時間に被害を受けるといった特徴を現わします。

この方位に移転すると、対人関係でのトラブルが発生したり、家族の病気にや交通事故、火災などの不運が重なります。

五黄殺がない年は暗剣殺もありません。


歳破
 ・・・・・・平成22年2月4日からの歳破は、「西南西」になります。
  すべてのひとに共通して、凶相の方位となります。

他の凶方位が、
9年周期で方位盤を回っているのに対して、この凶方位は12年周期で方位盤をまわります。

というのは「歳破」が現われるのは、その年の干支のまわる方位の、反対方位であるためです。
また、干支の方位は中宮がないため、単純に方位盤を一周しています。
  同じように月盤上でもその月の干支が存在するため、その反対方位には「月破」がまわります。
同様にして日盤上にも「日破」が存在します。 

これら「破」の影響は、「破壊」、「破滅」といった言葉からも連想されるとおり、すべてを壊し滅ぼすといった特徴をもっています。


とくに他の凶方位(「五黄殺」「本命殺」など)と、たまたま同じ方位にまわり、重なるときの凶作用は、すさまじい威力をもっています。

【本命殺】自分自身に災い
自分の生年星が入った方位を、「本命殺」といって凶方位になります。

自分と全く同じ方位をとると、自分自身のすべてを「星」に包まれてしまい、まわりの「気」を寄せ付けない状態になります。

そうしますと、ひときわ自分自身の「星」だけが浮き立ってしまい、まわりが見えない状況に陥ります。
  この方位に移転すると、自分自身が病気になったり、失業したり、他人から大きな損害を与えられるなど、苦悩する事が絶えません。

この本名殺は、生年月日によって異なるので九星盤には記してありませんが、誰にでもあるものですから、見逃さないでください。

ただし、自分の生年月日が中央の位置に入った年は、本命殺はありません。


 
【本命的殺】他人から迷惑
  本命殺の正反対になる方位を、「本命的殺」といいます。

この方位に移転すると、本命殺と同じように災いが多く、他人から迷惑をかけられやすいので注意が必要です。

本命殺がない年は本命的殺もありません。


★「方違え」と「方位除け」
 以上の五つの凶方位だけは、どんなにすばらしい物件があったとしても、その年に移転するのは避けてください。

 もし、転勤などの事情があって移転せざるを得ないとき、あるいは知らずに移転してまったときは、「方違え」という吉方位へ仮住まいをしましょう。

そして、仮住まいをして3ヶ月以上経過した後で、もとの位置が吉方位になった時に戻ってくる方法をとりましょう。

短期間の旅行などで、数日間この「方違え」をしても、まったく効果はありません。

また、神社へ参詣して、ある程度凶意を弱める事ができる、「方位除け」という、お祓いをしてもらうことです。

そうすれば凶意が薄められて、吉意に転じる事ができます。


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